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お料理Q&A

まず冒頭で申し上げます。
リバーライトは、「放射性物質が含まれている冷間圧延鋼板」(そもそも国産の鋼板にはそのようなものはありませんが)は、決してフライパン製造には使用いたしません。
2011年3月11日に起きた東日本大震災で、福島原発では致命的な事故が起きました。以後、放射性物質・放射能・放射線に対する恐怖が日本中を覆っています。あの事故が発生して以来、フライパンに使用される「鋼板」にまで放射性物質が含まれているのではないかという問い合わせが来るようになりました。「大丈夫です」と言うだけでは納得できない方もいらっしゃいます。そこで、この場で、きちんと「大丈夫な理由」を記しておきたいと思います。
リバーライトの現社長は、戦時中に広島市内で生まれました。原爆ドームからたったの400メートルしか離れていない場所だったので、人一倍、しかも長年、放射性物質・放射能・放射線に関して勉強をしてきました。そして、社員全員が、社長からレクチャーを受け続けているだけでなく、各人が、放射性物質・放射能・放射線について、常に基礎的な知識を身につける努力を行っております。福島原発事故以降は、鉄鋼メーカーにもきちんと問い合わせを行っております。
リバーライトでは、フライパン本体の製造に使用する「冷間圧延鋼板SPCC材」は、新日鉄住金社製・JFE社製を使用しております。これら鉄鋼メーカーは、鉄鋼を製造する際、原料として鉄鉱石とスクラップ(鉄の廃材)を使用します。鉄鉱石はオーストラリアから輸入しますので、まったく問題ありません。問題は、日本国内で調達されるスクラップです(スクラップの表面に放射性物質が付着している可能性もあるため)。従って、これら鉄鋼メーカーでは、スクラップを全量検査しております。放射性物質からは放射線が放出されており、その有無は完璧に捕捉することができます。放射性物質が検出されたスクラップは、当然のことながら、鉄鋼生産には一切使用しません。これが日本の鉄鋼メーカーです。従って、リバーライトに納品される上記鉄鋼メーカーが製造した「冷間圧延鋼板SPCC」には、一切放射性物質は含まれていません。(上記の国産鉄鋼メーカーには、きちんと確認して明確な答えをもらっていますので、納得して原料を仕入れています。)

鉄鋼生産は、大きく分けて2つの方法があります。1つは「高炉製鉄」です。この場合は鉄鉱石が殆どで、加えられるスクラップの比率は低く抑えられています。この方法で出来上がる鉄鋼は、より高品質なものです。もう1つの方法が「電気炉製鉄」です。こちらの場合は、スクラップだけを使用して製鉄しており、高炉製鉄によって作られる鉄鋼に比べると品質が劣ります。フライパンの場合は、「絞り加工」を行い、平らな鋼板をフライパンの形状にしますので、より「絞り特性」に優れた鋼板を使用いたします。そのため、リバーライトは「高炉製鉄」によって作られた高品質な「冷延圧延鋼板」を使用しています。
フライパンは使用頻度の高い調理器具ですから、ご家庭によっては1日に何度も料理に使います。その度に被曝するなど、決してあってはならないことです。リバーライトは、安全性には十分留意して商品製造を行なっております。どうぞご安心ください。